ダンボールは貴重な情報源 [ダンボール]

おいしいミカンを見分けるには
ダンボールを見なさいという話。

ミカンの入ったダンボールには、
「等級」「大きさ」「正味重量」とともに
産地のJA独自のロゴが入っています。

大きさはL、M、Sで表示され、
Lサイズが6.7cm~7.3cm、
Mサイズが6.1~6.7cm、
Sサイズが5.5cm~6.1cmほどの大きさになります。
他に「2L」や「2S」というのもあります。

等級は、産地によって様々ですが、
等級が高い順に、「特選」「秀」「優」「良」「無印」などの
印がつけられています。

例えば、JAみっかびの等級は、
「特秀(特選)」「秀」「優」「良」に区分されています

選果場に整備されている高性能の光センサーや
AI・目視による外観の精査を経て、
糖度と酸度のバランスがよく、
見た目にも美しいみかんから上の等級に分けられていきます。

「秀」に分類されるみかんは、さらに2種類に分けられます
「赤」と「青」という区分があり、
「赤秀」のほうが「青秀」よりも品質が上です。

特秀(特選)は、糖度13度以上で傷がなく美しい
秀は、11度以上で 見た目が美しい
優は、11度以上外観に少し傷が目立つものや
浮皮に近いものが混ざっている場合がある
良は、9.5度以上 皮に傷があったり、
浮皮に近いものが混ざっていたりする場合がある

ミカン箱のダンボールは、「等級」「大きさ」
以外でも重要な情報源です。
さまざまな産地のミカンは、
箱を除いてしまえば専門家以外はどこのミカンかを
区別することは出来ません。
愛媛県ではそのような混乱を防ぐため、
毎年、余ったミカン箱用ダンボールはすべて処分
しているそうです。


2023-08-25 10:34  nice!(0)  コメント(0) 

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