ハサミとボンドを操る「ダンボール女子」 [ダンボール]
戦車やスニーカー、楽器など様々な作品をダンボールでつくり上げ、
その緻密かつ繊細な完成度の高さから
「ダンボール女子」として注目を集める大野萌菜美さん。
昨年10月に初めての個展を開催しました。
アニメーションを学んでいる時に
ペーパーアニメの作品をつくりたいと思ったが、
ひとつひとつの絵を描いて色を塗るという膨大な作業を
一人で進めることが難しかった。
そこで立体をつくって、それを少しずつ動かして
撮影するという手法に切り替えたことがきっかけとなりました。
大学生の時は、モノづくりの現場に関わってみたいと思い、
フィギュアの造形・企画制作会社や
立体看板などを制作する造形屋さんなどで経験を積みます。
スニーカーなど他の作品をつくったところ、
指導してくれる方から、SNSで写真をアップしてみたら
というアドバイスがあり、
Facebookなどで作品写真をあげてみました。
最初に作った戦車が話題となり、
戦車をたくさんつくって個展を開く機会に繋がりました。
人気のジブリ作品など、
ダンボールに生命を吹き込むように作り上げられた作品たちは、
ダンボールアートの魅力を、最大限に引き出してくれています。
展覧会をきっかけに台湾からの
仕事の依頼もあったとか。
今年はさらなる飛躍が期待されています。
2024-01-22 11:18
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